【注文住宅業界のSNS集客のコツ】必要なのは、たった1つの要素

住宅建築適齢期の20~30代は、SNS世代です。
利用されている種類もInstagram、Twitter、LINE、YouTube、TikTokなど多数存在します。
今回は、注文住宅事業においてのSNS集客の重要性や成功のコツを考えてみます。

Contents

工務店・住宅会社にSNS集客が必要な理由

総務省の通信利用動向調査によると、建築適齢期の20~40代のSNS利用状況は、90%と非常に高い割合で利用していることがわかります。
また、SNSを利用する目的として、知人とのコミュニケーションが90%近くに達していますが、着目すべきは、「知りたいことについて情報を探すため」が63.7%と高い割合でSNSから情報収集しているということです。

事前の情報収集は当たり前化?

コロナ禍の影響もあり、以前のように、「まずは総合住宅展示場に行ってみて様子を見ながら気になったモデルハウスに入って説明を聞いてみる」といういような「現地に行ってから見る住宅を決める」というスタイルを採れなくなり、家を建てたいお客様は、事前にネットで気になる工務店や住宅会社、住宅完成後のイメージを掴むために画像で外観デザイン、インテリア、動線、間取りなどを調べてから見学予約するスタイルに変化しています。

ポスティングや折込チラシの効果が弱くなった

従来からの定番集客手法であるチラシのポスティングや新聞への折込チラシが、以前ほど効果が出ない状況になっています。したがって、地域特性にもよりますが、ポスティングや折込チラシだけの集客に頼らずに、各種SNSの活用と併せて集客していく必要があります。

SNS別の特徴

SNSと言っても、それぞれ特徴は異なります。
複数のSNSを使い分けて発信したり、情報収集しているエンドユーザーや企業は多いものです。
ここでは、主なSNSの特徴と建築適齢期(20~40代)の利用状況をご紹介します。

YouTube(ユーチューブ)

特徴 動画共有サービス。趣味/特技/専門性を生かした動画配信が可能。40代の利用者数が最も多い。
建築適齢期の利用人数 41,289(千人)
建築適齢期の利用割合 94.4%

LINE(ライン)

特徴 主な利用目的はメッセージのやりとり。
建築適齢期の利用人数 39,397(千人)
建築適齢期の利用割合 90.3%

Twitter(ツイッター)

特徴 若年層が中心利用の短文のコミュニケーション。匿名性が高い。
建築適齢期の利用人数 26,417(千人)
建築適齢期の利用割合 61.9%

Instagram(インスタグラム)

特徴 画像や動画を中心としたSNS。女性の利用者が多いのが特徴。
建築適齢期の利用人数 23,278(千人)
建築適齢期の利用割合 54.6%

Facebook(フェイスブック)

特徴 実名制を前提としたSNS。20代より30代、30代より40代の利用者が多い。
建築適齢期の利用人数 14,286(千人)
建築適齢期の利用割合 32.1%

TikTok(ティックトック)

特徴 短時間の縦長動画が中心で没入感が高い。10代の利用率が他の年代より圧倒的に高い。
建築適齢期の利用人数 7,870(千人)
建築適齢期の利用割合 18.8%

Pinterest(ピンタレスト)

特徴 写真や画像をコレクションしてシェアもできる。ネット上で見つけた写真を保存するのが基本的な使い方。人よりインテリアやファッションなどモノを対象としたコンテンツが多い傾向。
建築適齢期の利用人数 3,782(千人)
建築適齢期の利用割合 8.6%

RoomClip(ルームクリップ)

特徴 インテリア・住まい関連特化型のSNS。30~40代の女性の利用者が多い。
建築適齢期の利用人数 6,000(千人)(全年代)
建築適齢期の利用割合 -%

houzz(ハウズ)

特徴 建築特化型。日本では他のSNSに比べ利用者数は少ない。「写真を見る」で自分の嗜好にあった専門家が探せる。
建築適齢期の利用人数 -
建築適齢期の利用割合 -

工務店集客成功のポイント

前述した通り、SNSは受注に直接結びつくツールではありませんが、検討段階のお客様が情報収集する際に触れる重要なツールです。
軸となる視点を持った投稿で本気度が高いお客様を集客します。

高い関心を持ったお客様を集客するための投稿

住宅建築を検討されていおるお客様は、文章よりもビジュアル主体で情報収集されるのが一般的になっています。
したがって、建物としての住宅を魅せるよりも、「楽しい暮らしが見える」暮らしの場として、暮らしを楽しんでいる家族が「動的に入った」ビジュアルに訴える投稿が基本です。

記念写真のような家族に動きが見えない集合写真ではなく、子供が笑顔で走りまわってっているシーン、キッチンで夫婦が食事を一緒に作っている楽しいシーンなどの「一瞬の動きを捉えた画像」が「楽しい暮らし」を伝えます。
良く見る設備機器のみの画像・動画や暮らし感が見えない殺風景な画像は、お客様の目も心も惹き付けません。数ある投稿の中から自社に興味関心を持っていただくためにも、楽しい暮らしが見える投稿をおすすめします。

質を求める集客へ移行する

今後は、以前の大量集客が望めない状況のため、以前の「大量集客」→「行けそう」と感じたお客様を追客して受注につなげる方法では住宅事業が破綻します。
これからの時代は、「少ない集客数でも見込度が高いお客様を集客して確実に受注する」という「集客の質」が大切なポイントですので、「楽しい暮らし」という要素を含んだ画像・動画を活用することをおすすめします。

まとめ

SNS世代のお客様には、ビジュアルで楽しい暮らしを訴える画像・動画のSNS投稿で「本気度が高いお客様」を集客することが、これからの住宅事業には大切なポイントです。この「楽しい暮らしが見える」ことを含めた画像・動画で他社とは違うこともアピールできますので、是非お試しください。

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《執筆者》
株式会社ハウジングラボ
営業企画課長 眞田 智子

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